わたしの不妊治療から妊娠に至るまで

不妊治療から妊娠、出産までの奮闘記です。※現在は2人目の顕微授精頑張っています。専門用語よく間違えていますのでご了承ください。

2020.4.13 AIH(人工授精)。

とにかく出勤時間が異常に早ぇー!

というわけで4年前と同じく早朝5時に採精。

ここは頑張ってもらいました…!

9時に病院へ提出。

病院で精子のチェック等してもらっている間、私は外出。

銀行でお金を下ろし、ついでにワイヤレスイヤホンを購入。笑

 

10:30に戻り、呼ばれたのは11:30過ぎ。

問診もなく、そのまま内診室で人工授精。

チューブを通す時に前回は少し違和感あったようだけど、今回は特に何も感じず。

色々鈍ってんのかなー?笑

逆に良くなってるのか?

 

先生は楽しい。

モニター見ててねーと言い

「はい、今○○(←夫の名前)だらけー」

人工授精完了。笑

 

そのままの体勢で5分間いてくださいと予め言われていたので目をつむっていると

 

突然バッとカーテンが開きざまに、先生がトントン!と起こして

「これね。」と紙を見ながら

「旦那精子少ねかったなー!それでもうちのチームがなんとか頑張ってここまで増やしたからこの数。運動率もOK」

と、人工授精報告書というものを渡してくれました。

「旦那疲れてるかも知れねえから優しくしてやってなー」

と言いながら去って行きました。

 

最後まで気配りしてくださる優しい先生。

 

原液検査結果では、400万/mlのものが調整後結果は1800万/mlと

本当に信じられない数になってました!

だって記憶の限りでは、4年前は90万/mlですよ。

運動率も56%。gradeも最高のGIV。

 

今日も注射(ゴナトロピン)一本お尻に打ち、これから2週間の内服薬。

 

飲み終わった日に妊娠検査薬(出血あっても必ず)。陽性なら電話。

陰性で生理が来たら、また次回予約を入れる。

 

これだけ良い数値を見ると、絶対無理だと前回は諦めていたAIHに期待すらしてしまう。

 

だめでも良いよ。期待しようじゃないか。

怖がることはない。

恐れることもない。

 

そんな気持ちになった今日のAIHでした。

 

あとこれが陰性だと、次回はおそらく卵管造影検査。

これが怖すぎるねん。詰まってもいなかったのに、前回なかなか痛かった記憶がある。

今の私に最も痛そうな検査であろう。

さてどうなる!

 

 

合計 ¥ 15,460ー

(人工授精・注射・内服薬)

2020.4.11 ヒューナーテスト

昨日の今日で、あっという間にヒューナーテスト。

夫は自分に元気な精子が少しでもいるのか?

前回より悪くなっていたらどうしようと珍しいほどに動揺していました。

コロナの影響と、病院も混んでいるし、私一人で通院しているためLINEでどうだった?!と来ます。これすら珍しい。笑

 

12:30の予約で、呼ばれたのは15:30。

本当に、先生は凄い。

凄すぎます。

土曜日はAM診療のみなのに、朝から夕方までずっと患者さんを診続ける。

 

仕事とは。

 

自分の新しい業務のこともあって

最近私の頭の中はこればかり、そこに来てこの先生の偉大さ。

今の私には到底理解し得ない地点におられるその感覚にはため息が出るほど。

いつになっても、スーパードクターのままです。

 

それはさておき、早速内診。

精子は生きておりました。

プレパラートの上の鯉ですよ。

だけど見つかった者たちはみんな逆向きに進んでいたり、

尻尾が折れていたり、グルグル回っていたり、死んでいたり…

 

まっすぐ直進する者は見当たりませんでした。

顕微鏡モニターで動くその精子の動画をiPhoneでほとんど強引に撮らされる。笑

 

そりゃそうだ。

4年前、確かたった2匹しかいなかったけど、初めて見せてもらった時私はこれを見て感動した!

普通では出来ない体験をまたもさせてもらっている!

 

夫の精子の状態を除けば、ヒューナーテストとしてはOKなんだろう。

 

トントンと次は明後日、人工授精(AIH)に進む。

おそらくだけど、ヒューナー後に精液検査というと男性的にはネガティブな印象だけど、

AIHに挑戦するから採精してきてねと言えば、ポジティブ。

更についでに検査もできるんだからAIHした方が良い!という先生のご判断なのでしょう。

 

意外にもあっという間にここまで来てしまった。

 

ついでにAIHの妊娠率は12%。

100人中12人。

 

この日は血液検査の結果も出ました。

1.葉酸もっと摂りましょう。

2.鉄が少なすぎる。

甲状腺クラミジア異常なしでした。

 

そして最後の最後におったまげな出来事。

夜8時に自己注射をしてくださいとのこと!!

病院で看護師さんと、練習で一回腹にぶっ刺す!←言い方

刺すショックはあるものの、痛みはないんですね、肉の蓄えもありますし。

 

排卵誘発のための注射だそうです。

帰って冷蔵庫で冷やし、1時間前に常温にして、20時決行。

 

無事注射したので、あとは2日後のAIHに向けスケジュールをこなすのみ。

 

ちなみに鉄ですが、吸収しづらい栄養素であり、しかもコーヒーなどに含まれるタンニンが吸収の邪魔をすると言われているので、

VCと一緒に摂取するのが好ましいと言われています。

 

 

合計 ¥4,820ー

(ヒューナーテスト・自己注射・採精カップ

2020.4.10 第二子奮闘幕開け。

お久しぶりの投稿になります!

不妊治療奮闘記から、約4年くらい経ったのでしょうか。

 

一人目の顕微授精(体外受精)を経て、色々思う事もありましたが

我が家では二人目希望という新たな目標ができました。

その目標の元、一年ほど前から自分たちでタイミングをとって見たものの、やはり上手くはいかない。

どうしても、どうせ自然法では出来ない…という良くないマインドがついて回るせいもあるのでしょう。

子供の3歳の誕生日を機に、再びARTの先生の所を訪れることになりました。

 

昨日予約を入れ、今日が受診の日でした。

4年前とは何もかもが変わっていました。

まずは病院自体がお引っ越し。

というのも、以前は不妊外来と産科が一緒になっていたのが

不妊外来だけ全く別の場所に移ったのです。

私の自宅からはやや近くなったのでありがたい限り。

 

そして予約制度もオンライン上で出来るようになり、更には変更や確認までもID,PASSWORDを打ち込むことで、患者さんが自分で好きな時に行う事が可能になりました。

 

システムがスマートになったこともあるのか、院内は以前のようにバタバタしておらず、

また待ち時間も今日は2時間ちょっとという、不妊外来にしては超短時間で済みました!

(4年前の初診の日は半日以上掛かった記憶ありです;)

 

久しぶりの診察ということもあり、前日からなんだか不安な気持ちで過ごし。笑

 

というのも体調が思わしくなく、

というか新しい業務の立ち上げで2月まで激務という状況下、

実は現在、円形脱毛症の治療中です…

(それについてはまた後日記録します。)

 

実母に甲状腺の持病があり、現在私は甲状腺ではなかったものの、

自己抗体が出来てしまっており、そのための脱毛ということでした。

それが分かってから仕事量は減らして、食事もガラッと変わって、何だかまだ足元の固まっていない現在。

またコロナウイルス蔓延につき、これから経済的にどうなるのか、この業界でどう生き残ろうとか、そんなこともあったりで、落ち着かない生活だったり。

それは皆さん一緒ですもんね。都内の経営者の方に比べたらうちなんかはまだ良い方だと思いますよ。

 

そんな時にとも思うのですが、検査やタイミングの相談も含めて

今から病院に相談しておく事が良いのではないかという判断での受診でした。

 

内診。超音波の問診。血液検査。体組成計測定。

 

1.子宮の状態が良くない。(真っ直ぐに線が出ない)

2.体重が増えすぎている。冷えている。

 

この2点を克服しながら、現在排卵しそうなタイミングなので、

明日ヒューナーテスト!!

とのことでした。

 

先生は

卵も育っているし、おりものの状態も良いから、そんな20万もかけなくても自然妊娠できるのに!と言っていました。

 

やはり今その言葉を聞いて思うのは、努力するべきだということ。

とりあえずは自分や夫の現段階の状態を知る良い機会になったと思います。

可能性があるなら、頑張る!

 

そんなところで、注射一本久々に打たれましたーーー

毎日毎日打たれていたあの鬱々した気持ちが蘇る

 

と思いきや全然痛くない!

肉が増しているんでしょうか、感覚が鈍くなったのでしょうか。。

 

体脂肪も過多でしたが筋肉量も抜群に過多で、もう減らすしかないですよ。

頑張ろう。

 

あとは子宮頸癌検診受けてくださいとのことでした。

去年市からハガキ来なかったから今年は来るかな?というところで

ちょっと待つことにしました。

 

いただいた資料にこんな興味深いものがありました。

下肢の筋肉は前面から落ちていくらしい。

前面が動きにくくなるのは、後面が固まることも原因の一つでしょうな。

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さらにもう一つ。

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妊孕能。

これは凄い。この余力20が私たちにはない。

毎回思いますが、非常にありがたい資料です。

 

 

合計 ¥14,410ー

(注射・血液検査・内診込み)

 

最後に

不妊治療とは、その人にしか分からない状況の中での戦いだと思います。

 

私の場合は仕事に打ち込むことで、考え過ぎるということを回避していました。

とは言っても、朝晩など暇な時間は、気がつくと検索魔になったり本を読んだり…。

 

また、どうしても子供の話しに過敏になってしまうということもありました。

誰にでも触れられたくない話題というものはあるはずだと割り切り、スッとその場を離れたり、(露骨だったかも知れないけれど)聞かれても話題を変えて、その場を乗り切りました。

 

SNSなどでもそうです。

辛いですよね…

そんなことないですか?

私は正直、次から次へと出て来る知り合いの赤ちゃんの写真や話題、辛かったです。

自分の心の余裕のなさに、ガッカリもしました。

そうしながらも、SNSは見なくなりました。

 

幸いだったことは、私の仲の良い友達はまだまだキャリアを積んでいる最中の子が多く、結婚や出産をしている子が少なかったので、友達付き合いはいつもと変わらず良いものでした^_^

 

私はほぼ最後まで誰にも治療の話しはしなかったので、仕事の話しだったり、関係のない話しが一番心地良かったのです。

 

そして感謝していること。

自分自身がこういった状況に置かれ、妊娠すること、継続すること、産まれること、産まれて来たこと。

何一つ、当たり前のことではないと日々、感じるようになったことです。

 

経験しなければ、絶対に分かることも、知ることもなかったであろう不妊治療という世界。

 

そもそも私は体外受精の意味すら全く知らなかった。

日本で出来るとも思っていなかったし、自分達の受精卵でするものとも思っていなかった。

 

そして治療を受けている日々の気持ち。

どんな思いで、病院に通っていたか。

毎日の不安。

痛みと向き合う恐怖。

治療費のこと。

 

不妊治療というものが、以前よりは近いものになって来たであろう中で、みなさんが想像するよりももっと辛い思いをしながら通院しているご夫婦、女性、男性がいるということ。

 

ブログの中で

【私の場合は】

という表現を多く使わせていただきましたが、不妊治療とは、本当にそれぞれの方が、それぞれの原因や状況下で努力されている。

一概にこうした方が良いとか、そんなものはアテにならないと私もよく分かっているつもりです。

ただ、感じたことをそのまま書き出していたため、不適切な言葉がありましたら申し訳ございません。

 

もし、私の経験がなんらかの役に立てれば幸いと思います。

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

現在  35W5D

不妊治療費について

不妊治療は保険適用外の治療となります。

私達は子供を授かり、卒業するまで(妊婦として産院へ移るまで)に

 

およそ  82万円とちょっと掛かりました。

 

検査、人工授精、採卵、胚移植、連日の注射、全て込みです。

(私の場合は妊娠判定後も、注射とエコー検査を1ヶ月継続していたので、その分も込みです。)

 

子供のこと、時間のこと、色々とありますが、お金のことは勿論大事です。

 

最初はまさか私達が不妊治療⁈という戸惑いと、毎回すっ飛んでいくお金に戸惑いがありました。

毎月節約して生活している一般家庭ですから。

 

しかし検査でハッキリとした結果をもらい、夫と話しをして、出来ることは自分達の出来る限りやってみよう!と決めた時、お金は今ある貯金から、治療費として気にせず出そうと。

ある意味腹を決めたのです。

 

そうすると精神面では、まずお金の心配が一つ減りました。

 

最低限の貯金は残さないといけませんが、夫に治療費の相談を気兼ねなく相談出来るようになったことで、治療に集中することが出来たと思います。

この分のストレスが減ったことは私にとって本当に大きいことでした。

 

また住んでいる土地によると思うのですが、私達の場合は、採卵、胚移植辺りから、市の助成金を受けることが出来ました。

 

勿論全額ではなく、ほんの一部なのですが…

 

先生もそのことは把握していて、今が一番助成金出る時だからチャンス‼︎と。

お医者さんって、患者の支払い額に無頓着なイメージがあったので、やっぱり先生凄いなぁ〜と思って聞いていました。笑

 

あとはまだまだ助成金が上がってくれればなぁ〜と欲深いことを考えてしまっていました。笑

(だって全然足りない>_<

貰えるだけありがたいのだけれど…)

 

治療がたてこむ前に市役所に行き説明を聞いて、病院の受付でまた説明を受け、不備がないように申請をすれば、おそらく2ヶ月後くらいには、助成金が振り込まれたと思います。

 

あとは翌年に確定申告をしっかりすることかなと。

治療の領収書と内容は全て取っておきます。

領収書、明細は助成金の申請時も必ず必要になります。

分からないことは全て市役所に聞く!でOKです。笑

 

そうやって少しでも、穴を埋めていくしか私達にはありませんでした。

芸能人の方々やお金に余裕のある方々とはハッキリ言って違うので、そこは割り切ると言うか…>_<

 

正直、私の通っていた病院も、やはり煌びやかな方が多かった気がします。

(服装やバッグなどでしか判断出来ないので、違ったら大変失礼なのですが>_<)

だけど私は仕事の合間に、トレーニングウエアで行くこともありましたし、笑

さすがに先生に『なんだ⁉︎走ってから来たのか⁈』と言われましたが。笑

 

自分は自分ということを忘れないように。

周りやネットに左右され過ぎないように。

お金のこととも付き合っていくのが良いかなと思います。

 

が、どうでしょうか。

みなさんそれぞれの環境、体調、全て違うので正しいことなんてないと思いますが、私は自分の気持ちを逃す場所を作ることをよく考えていたような気がします。

 

 

現在  35W5D

妊娠判定陽性のその後

 

妊娠判定陽性のその後も、一応しばらく体温を計って様子をみていました。

37度まではいかないにしても、36.5度以上はキープしていました。

よく微熱が続いたという情報を目にするけれど、私の場合はそんなことはなかったです。。

 

そして判定2日後には、生徒たちを連れ真夏の灼熱の中、合宿。

山の中を走り込むメニューが中心です。

さすがに走りはしなかったものの、30度超えの中を歩いたり立ちっぱなしだったりと、具合は良くありませんでした。(当たり前か。)

 

私はどうしても、着実に力をつけて成長している生徒を目の前にして、じっとしていることが出来ないようなのです。

ひたむきに頑張る彼らが本当に好きなんだと思います。

その後もクラス指導後になると、オエーッと気持ち悪くなるというのが続きましたが、何かに集中していると大丈夫なんでしょうかね?

 

話しを戻して、顕微授精での妊娠はガラス細工と説明された通り、1週間に1回は採血とエコー検査をすることになっていました。

 

妊娠継続のために2つのホルモンの数値が一定以上にならないと、卒業とはならないという病院の方針。

 

妊娠に至りましたーサヨナラー!

ってならないこと、やはりこの病院と先生は信頼出来る!

 

更に私の場合は、その2つのうちの1つである黄体ホルモンの数値が平均よりもゆっくり上昇していたため、判定日から1ヶ月もかかっての卒業でした。

 

また合宿後には出血してしまい、切迫流産との診断を受けることに…。

 

もうダメなのか?

やっぱり私達はダメなのか?

 

その後2週間の自宅安静ののち、無事に心音を聞けた時の感動と言ったら…。

 

涙が止まらなかった。

 

普通にはしていたけれど、心の中ではやり場のない、どうにもならない気持ちがずっと渦巻いていた。

 

こんなに頑張って生きているよ!と心臓を動かしているのに、私は何故良くないことばかり考えていたのだろう。

自分の子どもを信じなければいけない。

と思いました。

 

また自宅安静の指示が出てしまったため、会社には安定期よりも随分早くに、状況を説明しなければなりませんでした。

みんなが理解してくれて、優しい言葉をかけてくれて、また涙が出そうに…。

この会社に入って本当に良かった、と改めて思いました。

 

 

そしてこの治療の間、親身になってくれたのは、義父。

いつも気にかけてもらい、報告した時は驚いて、大喜びしてくれました。

感謝してもしきれない思いです。

 

勿論、実母も心配し気にかけてくれていたのは間違いないけれど、私が辛いのだろうとあまり話しに出さないようにしてくれていたのだと思います。

その分、妊娠が安定してからは、本当によく気遣ってくれました。

 

そして夫。

普段は本当にフワッとしていて、感情を思いっきり出すようなタイプではないのですが、今回ばかりは私と共に一喜一憂し、涙ぐみ、心音を聞いた日なんかは、帰りの車でずっと心音の後の真似をしていたほど。笑

家のことも、私の仕事はほとんどやってくれるようになりました。

 この人とでなければ、こんな感動を一緒に感じることは出来なかった。

心から、ありがとう。

 

 

写真は義父さんが判定後にお祝いとして、連れて行ってくれた回らないお寿司!

と、実母が戌の日に買ってくれたベルト。

 

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現在  35W5D

胚移植後14日目 判定日‼︎

2016年7月22日

 

今日はついに病院での判定日。

 

予想外に爆睡し、目覚ましに驚いて飛び起きる。

7時‼︎

夫、寝坊‼︎

と隣を見るも、もういない…笑

 

愛犬・チャンカマルの散歩。

なんだか移植の日と同じように今日もウンチを2回しそうだった。

けどしなかった。笑

それでも一回は運を拾った。

 

病院到着。

いつもよりは混んでおらず、車も駐車場に停めることが出来た。

 

受付に、判定日です。と伝えると、しばらく待たされ、尿検査をするよう言われる。

 

何でもないと思っていたけど、どうやら私は緊張しているらしい。

トイレへ歩くのすら、ぎこちなくなってしまった。

口も乾く…。

そして肝心の尿が全く出ない…。

時間をかけ、ほんのチョロッとを提出。笑

 

少な過ぎて、また呼ばれるかなとまた不安。

 

カミングベビー外来(不妊治療外来をこの病院ではそう呼びます)の待合室で待っていると、看護師さんに名前を呼ばれ、何だか冊子の入った袋を乱暴に渡される。笑

 

丁度仕事の連絡を携帯で打っていたので、それが終わって中を確認してみる。

 

【妊娠したら】という内容の冊子でいっぱい。

 

これは、妊娠したってこと…?

 

でも、流産の話しや病気の内容のものも半分は入っている。

 

まだ確信は持てなかった。

 

冊子が結構な量だったので、先生に会う前に目を通さないと‼︎と必死で読んだ。

 

要するに

体外受精は妊娠しても、ガラス細工のようにもろく、壊れやすいもの】

という内容が書かれていた。

 

そしてようやく診察。

 

先生『ハイ、これ。(陽性判定の検査薬を見せてくれた)

良かったね!自分でも調べた?』

 

私『はい、ほとんど毎日調べていました。』

 

先生『どんな気分⁈ 700000000円宝くじを当てた気分は。』

 

私『信じられないです…』

 

なんて会話をしました。

 

実は、冊子を読んでいるときは、何を見ても涙が込み上げて大変だった。

必死でこらえて、診察室に入ったけど、先生と話していたら、感情が落ち着いてきた。

 

エコーでは丸い円が見えた。

 

まだ信じられない。

素直に受け止められない。

こんなに、こんなに嬉しい瞬間なはずなのに。

 

そしてこれからの話し。

8月いっぱいはガラス細工の状態が続くので、週一回の採血+注射+エコー検査を継続していくとのこと。

 

どうか、どうか続いてくれますように。

 

 

私が母になるのか。

 

産院を決めたり、色々とやることも出て来る。

私の悪い癖で、急いだり焦ったりしてしまう。

 

もっと、今この時しかない時間を噛み締めるべきだ。

 

楽しむべき。

 

一生に一度しかない。

 

楽しもう。

なるようにしかならない。

 

 

そう言えば、帰って夫に話したら、涙ぐんでいました。

仕事着だったので、喜んで抱き合うとか、飛び跳ねるとかはしなかったけど。笑

 

とりあえず今は

私達のもとへ来てくれて、ありがとう。

 

 

写真は病院で先生に貰った妊娠検査薬の結果と、渡された冊子類。

 

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本日の会計  ¥2,500-  妊娠判定

                    ¥15,520-  採血+注射プロゲデポー×2

 

現在  34W5D